米国・ラスベガスで開催したのCES 2024で,Intelは,2023年12月に発表したノートPC向け新型CPU「Core Ultra」のアピールに力を入れており,その採用事例の多さを強調している。
そんな数あるCore Ultra採用製品の中で,一際異彩を放っているマシンがあった。それが,Intelの全面協力を受けてMSIが開発した携帯型ゲームPC「Claw」(型番:A1M)だ。
携帯ゲームPCはこれまでAMDのRyzenシリーズを起用していましたが、今回のmsi Claw – A1Mはintel製のCore Ultraを採用しています。
msi Claw – A1M
簡単なスペックをご紹介しましょう。因みに『Claw』は「爪」ですね。
CPU | インテル® AI ブースト (NPU)を搭載した 最大インテル® Core™ Ultra 7 プロセッサー |
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OS | Windows 11 ホーム |
画面 | 7 インチ FHD (1920×1080)、120Hz、IPS レベルの タッチスクリーン |
グラフィックス | インテル® Arc™ グラフィックス |
メモリ | LPDDR5-6400 |
コミュニケーション | インテル® Killer™ BE Wi-Fi 7 + Bluetooth 5.4 |
オーディオ | 2x 2W スピーカー |
オーディオジャック | 1x マイク入力/ヘッドフォン出力コンボジャック |
I/Oポート | PD 充電付き Type-C (USB / DP / Thunderbolt™ 4) x 1 マイクロ SD カード リーダー x 1 |
コントロール | RGB ABXY ボタン RGB L & R ホール効果アナログ スティック D-パッド L & R ホール効果アナログ トリガー L & R バンパー ビュー ボタン メニュー ボタン MSI センター M ボタン クイック 設定キー 2x 割り当て可能なグリップ ボタン HD ハプティクス |
安全 | 指紋セキュリティ |
バッテリー | 6 セル 53 バッテリー (Whr) |
ACアダプター | 65W PDアダプター |
寸法 (幅×奥行き×高さ) | 294×117× 21.2mm |
重量 (バッテリー含む) | 675g |
色 | 黒 |
似ている機種にSteamのSteam Deck OLEDがあります。こちらの詳細については以下のページを御覧ください。
さてこのmsi Claw – A1Mは一体何かといいますと任天堂Switchみたいな携帯ゲーム機の形をしていますが、これはPCです。パソコンです。しかもゲーミングPCです。
Windows11が入っていますのでWindowsで出来る事はほとんど出来ます。
MSIは、台湾のコンピューターハードウェアメーカーで、1986年に設立され、マザーボード、グラフィックカード、ゲーミングノートパソコン、デスクトップPCなど、幅広い製品を提供しています。
MSIは、ゲーミング製品で特に有名です。同社のゲーミングノートパソコンは、強力なパフォーマンスと優れた冷却システムで定評があります。また、MSIは、ゲーミングモニター、ゲーミングマウス、ゲーミングキーボードなどの周辺機器も製造しています。
MSIは、世界中の多くの企業や組織に製品を提供しています。同社は、米国、ヨーロッパ、アジアなど、世界中に製造拠点と販売拠点を持っています。
気になる価格についてですが一番安価なモデルで699ドルぐらいとの事。日本円にして約10万ほどですね。上位モデルの方になるともっと価格が上がると思います。
まぁでも上記のスペック表を見る限りかなりスペックが高いのがわかります。それで10万そこそこですからかなり安いと思います。上のYou Tubeの動画でもアサシンクリードミラージュがヌルヌル動いていますからその辺は安心していいと思います。
小型デバイスの気になる所といえば冷却システムじゃないでしょうか。
これはMSI担当者が大いに自信げにしていたらしく冷却には自信があるとの事。本体に2個のファンを取り付けてありヒートシンクにもこだわった設計になっていてタッチスクリーンに触れても熱を感じないように配置してあるといっていた。
MSI Claw – A1Mに似ている商品
実はmsi Claw – A1Mに似ている商品が結構あります。
ビデオカード.COMさんの記事ですが、わかりやすい表がありましたので転載させていただきました。
Steamの他にもASUSやLenovoからも出ています。基本的にはどれを選んでも同じくらいの使い勝手だと思います。ただMSI Claw – A1Mは初のintelプロセッサーを使っています。
この中で一番安価なのはSteamDeckでしょうか。
https://videocardz.com/newz/msi-claw-gaming-handheld-leaked-features-intel-core-ultra-7-155h-with-arc-graphics-and-32gb-memory
どの製品も大型のテレビやモニターに繋いでプレイも可能なのでそれは任天堂Switchと一緒ですね。
MSI Claw – A1Mはアンドロイドゲームも出来る
PC向けAndroidエミュレータ「BlueStacks」ベースのMSI版「MSI App Player」がプリインストールされているので,Androidゲームを簡単にClawで動かせるようになっている。MSIは,この機能を「業界初」だと猛アピールしていたらしいです。
スマートフォンで遊んでいたタイトルをMSI Claw – A1Mでもプレイ可能みたいなのでこれは嬉しいですね。
まとめ
本当はデスクトップのゲーミングPC買うのが一番いいとは思いますが、そうは言っても超お高いですから携帯ゲームデバイスを買ってプレイするのがいいかもしれません。特に持ち運びがし易いしなんといってもWindows11が入っていますから他の用途に使うことも出来ます。You TubeやNetflixなどの視聴からExcelで仕事も出来そうです。
MSI Claw – A1Mはこの中でいったら一番いいと思います。発売はまだ未定!?
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