リボ払い怖いですよ(・∀・)
どうも借金王hainです!!
このリボという仕組み作った人、悪魔かなんかですかねw
リボ払いの話題が出るたびに”表”を出して「やめとき」という話をしてますが「コロナで収入が激減した時に液タブを買い替えなければならなくなった、リボで買うか政府系金融機関で特別融資を受けるか」の表です。毎月の支払同額でリボは51回払で手数料13万、政府系金融機関は38回払いで利息6円。6円…! pic.twitter.com/5F27K4xs56
— mizuki @腰痛 (@mizukisa) July 28, 2020
このツイートを見て驚愕したので、リボの恐ろしさをもっとわかりやすく説明したいと思います。
あと某有名クレジット会社のリボシュミレーターの表記が超絶おかしいので、騙されないように注意喚起も含めた記事を書いていこうと思います。
リボ払いとは
そもそもリボ払いとはクレジット会社の支払い方法の事を指します。年率は大体どこのクレカ会社でも15%が標準。
各カードによって様々な支払い方はあるものの基本的には一括払いと分割払いとリボルビング払い(リボ払い)の3種類があります。
- 一括払い お買い物の金額を一括で払う。
- 分割払い お買い物の金額を分割で払う。(¥100,000÷10回払い=¥10,000)
- リボ払い お買い物の金額を自分の決めた金額で払っていく。(一見良さそうとか思わせる超絶悪魔システムwwwww)
わかりやすいように簡単な例で説明しましょう。
悪魔的例題
100万の高級腕時計を買ったとします。支払いはリボ払い。手数料(年率15%)
毎月15000円づつ払ったとして払い終わるまでに・・・・。
- 支払い終わるまで:12年1ヶ月(145回)
- 手数料:¥1,167,033
- 毎月の支払額総合計:¥2,190,000
(・∀・)200万超えてらっしゃるぅ~
悪魔的システムこの上ありませんね。
更に驚愕な事実をお教えしましょう・・・・。
ある意味観覧注意です。
月15000円払っていた金額を
月13000円にしたらどうなるのか・・・・。
差額はたった2000円です。
怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い(・∀・)
超絶悪魔的例題
100万の高級腕時計を買ったとします。支払いはリボ払い。手数料(年率15%)
毎月13000円づつ払ったとして払い終わるまでに・・・・。
- 支払い終わるまで:22年0ヶ月(264回)
- 手数料:¥2,428,910
- 毎月の支払額合計:¥3,432,000
ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁ😖
た、たった2000円違いが・・・100万もの差になってる!?
元金のさ、3倍以上だと・・・!!!?
結構いいクルマ買えんじゃねぇか!!
この恐怖の正体とは!?
一体何でこんな事になってしまったのでしょうか。
単純計算で100万円を15000で割ったら66.6で約5年半ほどで返済できます。(実際は年率があるので支払額はもっと増える)ですが、リボの支払額よりはマシです。
その正体は手数料の計算式にあります。
超絶悪魔的計算式
支払い1回目
- 100万✕0.15(年率)✕日数(31日)÷365=手数料(この場合12740円)←悪の元凶
- 毎月の支払い額(15000)ー手数料(12740)=当月払い額(2260円)
- 100万ー当月払い額(2260円)=997740円
これが1回目の支払い計算式。
支払い2回目
- 997740✕0.15✕日数(31日)÷365=手数料(12711円)←悪の元凶
- 毎月の支払い額(15000)ー手数料(12711円)=当月払い額(2289円)
- 997740ー当月払い額(2289)=995451円
これが2回目の支払い計算式。
これの繰り返しで支払っていくので、なかなか元金が減らないシステムなんですね。元金の100万に当てる金額が月15000円払っているのにも関わらず2260円しか当てられていないのがお分かりいただけるだろうか??手数料が12740円も発生しているせいですよね。13000円の場合に至っては1回目の元金に当てられる金額はたったの260円ですからね。
これがこのリボ払いのカラクリです。
ポイント
超絶悪魔的手数料の計算式のせいで元金が大きければ大きいほどそして支払う額が小さければ小さいほど長引くシステムなのです。
100万ほどの買い物などをして何も考えずリボ払いにし、しかも支払う金額が少なかったら手数料にも届かなくて、その結果元金が増えていき、まるでウシジマくん状態に陥る可能性だってあります。
僕が作ったリボシュミレーターのEXCELシートを置いておきましょう。これを見れば、その恐ろしい返済計画の全貌が見て取れます。
ただし素人が適当に作ったやつなのであまり期待しないでくださいwww
某クレカ会社のシュミレーターの表記がおかしい!?
クレジットカード会社では返済計画のシュミレーションを見ることが出来るんですが、明らかに騙しにきてる分かりづらい表記になっている所があります。そこのウェブページで返済計画のシュミレーションをしたら『あれ?意外と返済額安いじゃん!?』って勘違いさせてしまってリボに誘い込む手口です。
どうおかしいのか説明しましょう。
上にも書いた通り100万円の高級腕時計を買ったとした例題で説明しましょう。月々に払う金額は13000円だとすると完済までに実際支払う額は343万円ほどです。しかも22年かかり264回返済というとんでもない数字です。
それを某クレカ会社のウェブページへ入力するとこうなります。
入力する内容
- ご利用予定金額 100万
- 月々のお支払額(元金)13000円
入力した結果
- お支払い元金(合計)1,000,000円
- お支払い手数料(合計)484,860円
- お支払合計金額 1,484,860円
お支払い1回目
- お支払い元金(1)13000円
- 手数料(2)10655円
- お支払い合計金額(1+2)23655円
- お支払い後残高 987000円
あれ?343万じゃなくて148万????
どういう事????って思っている方いると思います。説明しましょう。
これは支払っている額が月々13000円じゃなくて13000+手数料だからです。
支払える額は13000円って入力したやないかーーーーい!!!!って思った人いらっしゃるんじゃないでしょうかw実は入力画面に月々のお支払額(元金)って書いてあるんですwwww
つまり罠ですwwww
入力した月々に支払う金額はあくまで元金に当てる金額という事なんですね。それ+手数料が明記されているので実際支払う額は23655円になるというわけです(・∀・)
だからより多く支払っているので343万じゃなくて148万になったわけですね。
ただ嘘は言っていないくて知識のない人、文章をよく読まない人を勘違いさせるのが目的のシュミレーターというわけなんです。
まとめ
いやぁリボ払い怖いですよね。その怖さをご理解いただけましたでしょうか?今回は100万円という大きな数字にし、13000円とか15000円という元金に対し非常に低い金額で例題を作成しました。こうする事によってリボ払いの悪魔的要素が浮き彫りに出来るからですね。
カード会社はあの手この手を使いリボへと誘い込んでくるのでクレジットカードを使う人はリボというものの仕組みを理解する必要があります。この計算式を皆さん理解していなくて軽い気持ちで手を出してしまい長い期間ずっとお金を払わされているという人多いみたいです。
昨今電子マネー払いが多く出回ってきてクレジットカードをスマートフォンやPCに登録して便利に効率よく使えるようになったわけですけども、つまりはそれだけリボへの注意もしていかなければならないんですよね。スマートフォンやPCへ登録しているクレジットカードの契約内容や設定をもう一度見直すことも絶対に必要ですので、やってみてください。
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